こんにちは!しゅうです!
今回はダイナミック・ケイパビリティ理論について解説していきます!!!
それではやっていこう!!!
世界標準の経営理論を読んだ感想まとめみたいな感じです笑
ダイナミック・ケイパビリティ理論について
今回は、①ダイナミック・ケイパビリティとはなにかそして、②ダイナミック・ケイパビリティがなぜ今後必要になるのかについて紹介されている。今の時代、時代の流れやビジネス環境、業界の変化のスピードが格段に早くなっているため将来の予想が立てにくい状態になるつつある。このような将来予見が難しい状態をハイパーコンペティションという。このような環境だからこそ企業の「環境に合わせて変化する力」を明らかにしようと試みるのがダイナミック・ケイパビリティである。
ダイナミック・ケイパビリティとは
ダイナミック・ケイパビリティは主に2つの理論基盤から成立している。その一つがRBVである。それを端的に表す言葉が「ケイパビリティ」=「様々なリソースを組み合わせてなおす企業の能力」である。企業は様々なリソースを持っていてそれらを組み合わせることによってはじめてビジネス成果につながる。ここでさらに重要なのがそのケイパビリティが「ダイナミック」であることだ。なぜなら、このようなハイパーコンペティションの時代に対応するには環境の変化に対して、様々なリソースを絶えず組み合わせなおし続ける力が求められるからだ。
2つ目の理論は進化理論の「ルーティン」である。ルーティンとは企業に慣習として埋め込まれた、繰り返しの行動プロセスことだ。ダイナミック・ケイパビリティではこのルーティンが非常に重要である。
これらをまとめるとダイナミック・ケイパビリティとは「急速に変化するビジネス環境の中で、変化に対応するために内外の様々なリソースを組み合わせなおし続ける、企業固有のルーティンの総称」ということになる。
ダイナミック・ケイパビリティの2つの考え方
ダイナミック・ケイパビリティには2つの考え方があります。一つ目はセンシングとサイシングです。センシングとは「事業機会・脅威を感知する力」のことでサイシングとは「感知した事業機会を実際にとらえる力」のことだ。つまりセンシングとサイシングの考え方とはビジネス環境をよく知りその中でチャンスを見つけてものにするという考え方である。2つ目はシンプル・ルールという考え方である。これは数を絞ったシンプルなルールだけを組織に徹底させることによって本質的な足並みをそろえて、ほかの様々な予想外の事象には各自が柔軟に対応するという考え方のことである。
最後に
①ダイナミック・ケイパビリティとは組織内外の様々な経営資源を組み合わせなおし続ける、企業固有の能力やルーティンの総称のことである。
②現代のようなハイパーコンペティションの時代に企業が生き残るために求められる自社が変わり続けるスピードがさらに速くなり、より大きな程度の変化が必要になるためダイナミック・ケイパビリティは今後重要になるといえる。
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