世界標準の経営理論のSCP理論とは!?わかりやすく解説!!!
こんにちは。しゅうです。
今回はSCP理論についてご紹介していきたいと思います。
SCP理論とはstructure conduct performance(構造 遂行 業績)の略で、ざっくりいってしまうと「なぜ差別化戦略が必要なのか」、「なぜ、業界構造分析が必要なのか」といった疑問に答えるものです。
もっと詳しく見ていきます。
SCPは経済学の基礎からアプローチをするのが手っ取り早いのでちょっと経済学の話をしていきます。
今、私たちがいる世界には4つの条件があると仮定します。
1.「リンゴ1個といったらいくら!」といった市場価格に影響を与えられない
2.その市場に他企業が参入するとき無料でその商売を始めれるし、その市場をやめたいときは好き勝手やめれる
3.どの企業が作っても同じクオリティのものしかできない
4.企業や消費者は合理的な意思決定を行う(10円と12円で同じ商品があったら10円のほうを買うなど)
この4つの条件下で、企業が経済活動をするとします。
企業はみんな超過利潤(企業が事業を続けられる最低限のお金の量を上回ったお金のこと)を求めています。
ですが、不思議なことにこの4つの条件下ではどの企業も超過利潤を生むことはできません。
なぜなら、この世界で起こるメカニズムは、、、
企業は儲かろうと思って売れそうなものを好きな値段で売る(条件1より)
↓
同じ考えを持っていて同じものを売る企業が現れる(条件2で参入は無料)
↓
ライバル企業に負けないように売る値段を下げる(条件3でクオリティは上がらない)
↓
他の企業も値段を下げていき、会社がつぶれないぐらいの利益が出るギリギリの値段設定になる
↓
結果、どの企業も超過利潤を生むことができない
といった流れが生まれます。
この流れのことを完全競争といいます。
つまり、完全競争の中では全く超過利潤を生むことができないということです。
では、次に完全競争の対極にある「独占」についてみていきましょう。
つまり、、、
1.業界に1社だけ存在して価格をコントロールできる
2.他企業が参入できない状態である
3.1社しかいないから差別化もくそもない ということです。
この世界では何が起こるか明らかですよね。
この世界の企業は超過利潤がバンバン出てくるのです。
なぜなら、競争する他企業がいないので消費者の合理的判断も無効化されるし、値段設定は自由だからです!
つまり、ここで皆さんに伝えたいのは、、、
完全競争(その市場の条件が)に近ければ近いほど超過利潤が小さくなり、完全独占に近ければ近いほど超過利潤が大きくなる!!ということです。
皆さんの業界も「完全競争」と「完全独占」の間のどこかにいます!
それならば、企業が行うこととして大切なのは、「自社の競争環境をなるべく完全競争から引き離し、独占に近づけるための策を練り行動すること」なのです!
完全独占に近い状態である「寡占」である業界として携帯会社(ソフトバンク、au、ドコモ)、SNS(twitter、facebook、Instagram)があげられます。
このような寡占状態はなぜ儲かるのかご紹介していきたいと思います!
A社とB社とC社が同じ業界でお互いがライバル企業です。
しかし、その業界にはこの3社しかいません。
そこで、お互いがお互いを出し抜くために自社が売っている製品の値段を下げることをする必要があるのかということです。
この3社が値段をお互いに同じぐらいに設定しておけば自社の超過利潤を安定して確保することができます。
なので、相場というものが決まってくるわけです。
そうすることで、完全競争から遠ざけ、かつ完全独占に近づけることができるのです。
だから、寡占は儲かるのです!!!
まとめ
これらで説明してきたことがSCP理論なのです!!(構造 遂行 業績)
SCP理論は儲かるための常識です!!
しっかり理解しておくようにしましょう!!
簡単にまとめておくと、、、
完全競争は超過利潤を生まない
完全独占は超過利潤を生みやすい
つまり、完全独占のほうがいいよね といったところでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
他にも皆さんに有益な情報を発信していますのでぜひ読んでみてくださいね!!
このような記事を読んでくださった方はおそらく意識高い系の方だと思うのでそのような方におすすめの記事を下にのせておくのでぜひ、読んでみてくださいね!!!
集中力を3倍にする方法→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/up320.html
瞬読の方法→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/blog-post.html
インプットの概念→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/blog-post_21.html
自己肯定感を高める方法→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/blog-post_25.html
こんにちは。しゅうです。
今回はSCP理論についてご紹介していきたいと思います。
SCP理論とはstructure conduct performance(構造 遂行 業績)の略で、ざっくりいってしまうと「なぜ差別化戦略が必要なのか」、「なぜ、業界構造分析が必要なのか」といった疑問に答えるものです。
もっと詳しく見ていきます。
SCPは経済学の基礎からアプローチをするのが手っ取り早いのでちょっと経済学の話をしていきます。
すべては完全競争から始まる
今、私たちがいる世界には4つの条件があると仮定します。
1.「リンゴ1個といったらいくら!」といった市場価格に影響を与えられない
2.その市場に他企業が参入するとき無料でその商売を始めれるし、その市場をやめたいときは好き勝手やめれる
3.どの企業が作っても同じクオリティのものしかできない
4.企業や消費者は合理的な意思決定を行う(10円と12円で同じ商品があったら10円のほうを買うなど)
この4つの条件下で、企業が経済活動をするとします。
企業はみんな超過利潤(企業が事業を続けられる最低限のお金の量を上回ったお金のこと)を求めています。
ですが、不思議なことにこの4つの条件下ではどの企業も超過利潤を生むことはできません。
なぜなら、この世界で起こるメカニズムは、、、
企業は儲かろうと思って売れそうなものを好きな値段で売る(条件1より)
↓
同じ考えを持っていて同じものを売る企業が現れる(条件2で参入は無料)
↓
ライバル企業に負けないように売る値段を下げる(条件3でクオリティは上がらない)
↓
他の企業も値段を下げていき、会社がつぶれないぐらいの利益が出るギリギリの値段設定になる
↓
結果、どの企業も超過利潤を生むことができない
といった流れが生まれます。
この流れのことを完全競争といいます。
つまり、完全競争の中では全く超過利潤を生むことができないということです。
では、次に完全競争の対極にある「独占」についてみていきましょう。
独占の世界
条件1,2,3を真逆に満たすのが「完全独占」です!つまり、、、
1.業界に1社だけ存在して価格をコントロールできる
2.他企業が参入できない状態である
3.1社しかいないから差別化もくそもない ということです。
この世界では何が起こるか明らかですよね。
この世界の企業は超過利潤がバンバン出てくるのです。
なぜなら、競争する他企業がいないので消費者の合理的判断も無効化されるし、値段設定は自由だからです!
「完全競争」と「完全独占」の間の関係
つまり、ここで皆さんに伝えたいのは、、、
完全競争(その市場の条件が)に近ければ近いほど超過利潤が小さくなり、完全独占に近ければ近いほど超過利潤が大きくなる!!ということです。
皆さんの業界も「完全競争」と「完全独占」の間のどこかにいます!
それならば、企業が行うこととして大切なのは、「自社の競争環境をなるべく完全競争から引き離し、独占に近づけるための策を練り行動すること」なのです!
寡占はなぜ儲かるのか
これまでの内容を踏まえたうえで、さらなる解説に入りましょう!完全独占に近い状態である「寡占」である業界として携帯会社(ソフトバンク、au、ドコモ)、SNS(twitter、facebook、Instagram)があげられます。
このような寡占状態はなぜ儲かるのかご紹介していきたいと思います!
A社とB社とC社が同じ業界でお互いがライバル企業です。
しかし、その業界にはこの3社しかいません。
そこで、お互いがお互いを出し抜くために自社が売っている製品の値段を下げることをする必要があるのかということです。
この3社が値段をお互いに同じぐらいに設定しておけば自社の超過利潤を安定して確保することができます。
なので、相場というものが決まってくるわけです。
そうすることで、完全競争から遠ざけ、かつ完全独占に近づけることができるのです。
だから、寡占は儲かるのです!!!
まとめ
これらで説明してきたことがSCP理論なのです!!(構造 遂行 業績)
SCP理論は儲かるための常識です!!
しっかり理解しておくようにしましょう!!
簡単にまとめておくと、、、
完全競争は超過利潤を生まない
完全独占は超過利潤を生みやすい
つまり、完全独占のほうがいいよね といったところでしょう。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
他にも皆さんに有益な情報を発信していますのでぜひ読んでみてくださいね!!
このような記事を読んでくださった方はおそらく意識高い系の方だと思うのでそのような方におすすめの記事を下にのせておくのでぜひ、読んでみてくださいね!!!
集中力を3倍にする方法→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/up320.html
瞬読の方法→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/blog-post.html
インプットの概念→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/blog-post_21.html
自己肯定感を高める方法→https://syuukyouzyu.blogspot.com/2020/04/blog-post_25.html
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